歯科目線から花粉症

こんにちは。どうやら東京ではソメイヨシノが開花したみたいですね。

 

平年よりも9日早いとか。冬物の服もそろそろお役御免になってまいりました。

実は暖かくなるということを素直に喜べるかと言いますと、実は世間の4割くらいの方は違うと思います。ポカポカ陽気の下で元気に花粉を散布する杉が憎いですね。

都会に行けば行くほど花粉症で悩む人は多いらしく東京都によりますと、都内ではスギ花粉有病率は48.8%と推定しているそうです。

どこ行っても鼻はムズムズ、目は痒く、ティッシュが手放せないです。4月の下旬までの辛抱ですね。

 筆者は数年前からあることを行ってから花粉症がかなり改善したので今日はその秘訣をお教えしようと思います。

そもそも花粉症の原因とは・・・

鼻の機能には呼吸する空気の加温、加湿、防塵があります。

 

花粉が鼻粘膜からはいると表面についた花粉は鼻の粘膜の上皮細胞にある線毛がベルトコンベアのように働く事により鼻の外に運び出されます。

運び出されなかった花粉は鼻の粘膜に付着し、抗原成分を鼻粘膜にしみこませます。

鼻の粘膜の中にはアレルギーの細胞である肥満細胞があります。スギ花粉症患者さんの場合にはスギ花粉に対するIgE抗体が肥満細胞のまわりに結合しています。

このIgE抗体が溶けだしたスギ花粉の抗原成分を捕らえて結合して肥満細胞が活性化し、反応を生じます。その結果、放出されたヒスタミンが鼻粘膜表面の神経を刺激し、くしゃみを起こし反射的に鼻汁の分泌を生じさせます。

さらにヒスタミンは血管を刺激して鼻づまりの症状を引き起こします。繰り返しスギ花粉との接触が多くなると、花粉症の症状は強まります。結膜も肥満細胞上のIgE抗体と結膜の表面で溶けだしたスギ抗原成分が結合してヒスタミンが放出されます。

ヒスタミンも同じく結膜表面の神経を介して痒みを生じ、反射性に涙の分泌が増え、神経の過敏によって異物感が強くなります。詳しくは1型アレルギーで検索してみてください。

花粉症を起こさないためには花粉との接触を絶つこと、そしてくしゃみや鼻汁に対しては薬を飲むなどの対症療法が必要になります。

私の場合、花粉との接触を絶つことによって対症療法は必要なくなりましたので、とっておきの方法を3つお教えします。

 秘策1:花粉がつきにくい服を着る

実は服の素材によって花粉の付着率は異なるようです。付着し易さは以下の通り。

ウール>化繊>絹>綿

ウール素材は絹よりなんと10倍も花粉が付着し易い素材とのことで、この花粉ピークの時期は避けましょう。

また部屋に入る前に付着した花粉をはたき落とすのを忘れないようにしましょう。

 秘策2:花粉用メガネをする

最近の花粉対策メガネの進化は凄まじいです。JINSの花粉対策メガネは見た目もあまり目立ちませんし普段使いでも問題ないです。

しかもこれ、病院でアシストする時のゴーグルとしてもとても重宝します。花粉を98%カットしてくれるのですから、薬品も唾液も切削片も当然カットしてくれますよ。それに病院用のゴーグルは度が入ってないし、何よりオシャレじゃないんですよね笑

 秘策3:とにかくマスクを使い捨てる

幸い歯科界隈にいるとマスクは安価に手に入ります。どんどん使い捨てていきましょう。

とにかく花粉をカットしたい人はマスクは耳にゴムをかけるタイプよりも、頭の後ろで結ぶタイプの方がいいです。後ろで結ぶタイプはマスクの横の部分のフィットがいいのでオペでも良く使われています。オススメです。

秘策2と秘策3は臨床の場に出た時の予防にもとても効果があるので、今のうちから自分に合うゴーグルとマスクを揃えておきましょう。

以上3つを実践するだけで花粉症はだいぶマシになります。良い春休みを!

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